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歯周病治療
歯周病とは
歯周病は、歯科の三大疾患の一つで日本人に多い病気です。虫歯にならないよう歯を守る事も大切ですが、歯を支える歯茎もとても大切です。 症例は、歯を支えている歯肉や顎の骨が、化膿したり破壊されりする病気です。 歯周病は限度を越えてひどくなるとどんなに一生懸命に治療しても手遅れになります。治療に早すぎるという事はありません。あまりひどくならないうちに完全に治療する事が重要です。 歯周病は歯ぐきだけが腫れた状態となる歯肉炎(しにくえん)と、歯と歯ぐきをつないでいる部分が壊されたり、歯を支えている骨が壊される歯周炎(ししゅうえん)に分類されます。
歯周病の進行
歯周病進行イメージ1歯周病進行イメージ2
歯周病の進行は非常に遅いため、普段の口腔内の変化にはなかなか気がつきません。気づかないうちに、歯周病は進行し、多くの人が、歯槽骨が吸収して歯が動くのを感じてから初めて症状を自覚します。さらに歯周病は口腔内だけではなく、全身にも影響を及ぼすことが最近分かってきました。歯周病菌そのものは強い病原性を持っているわけではありませんが、菌が歯周炎を起こした歯肉から血液に入りやすい状態になり、全身疾患の原因にもなりえます。


(1) 糖尿病
歯周病は、腎症・網膜症・神経症・末梢血管障害・大血管障害に続く「第6の糖尿病合併症」といわれるようになりました。 血液中に流れ込んだ歯周病原性細菌(歯周病の原因になる細菌のこと。以下、歯周病菌)の働きかけで、血糖値を下げる唯一のホルモンであるインシュリンの働きを妨げ、ブドウ糖が細胞内に取り込まれにくくなり、細胞の栄養不足を引き起こし、筋肉のたんぱく質や脂肪が分解されて使われるようになります。 (血液中の糖質が多い状態が続き〔高血糖〕、血管や神経に障害が出るようになります。) その結果、糖尿病を悪化させ、抵抗力が落ちやすくなります。 歯周病治療を行うことで、炎症が治まり、血糖コントロールが改善しやすくなります。 また、糖尿病により、唾液の出が少なくなり、化膿しやすかったり、傷の治りが遅くなったりと歯周病も悪化しやすくなります。

*糖尿病の方には、歯周病のチェックを、歯周病の方には、糖尿病のチェックをおすすめします!

(2) 心臓病(冠状動脈性心疾患=狭心症・心筋梗塞や感染性心内膜炎、等)
血管内に入り込んだ歯周病菌や炎症によってできたもの(病原因子)などが、血液の流れにのって冠状動脈(心臓に血液を供給する血管)に達すると、アテローム性プラーク(血管沈着物)の形成が進み、狭心症や心筋梗塞を発症しやすくなるといわれています。また、心臓の弁に障害のある人、人工弁を入れている人は、弁の周りの血液の流れが滞り、血液中の細菌が心内膜に定着・増殖し感染すると、感染性心内膜炎を引き起こします。
(3) 誤嚥性肺炎:気管に入った唾液中の細菌などが肺に感染して起こる肺炎
要介護の高齢者などは、飲み込む力や咳嗽(せき)反射が低下して唾液やプラーク(歯垢)などが気管に入りやすく、不顕性誤嚥(むせない誤嚥)を繰り返し、歯周病菌等の口腔内の細菌でも肺炎を起こし やすくなります。 日本人の死亡原因で、肺炎は脳血管疾患を上回り第3位になりました。 (平成23年人口動態統計(厚生労働省)から)  (1位:がん 2位:心疾患)

*高齢者の口腔ケアは、誤嚥性肺炎の予防に、とても効果的です!

(4) 早産・低体重児出産
*妊娠中は、ホルモンの変化や、つわりによるお口の中の清掃不良等の影響で、歯肉の炎症が起こりやすく、 歯肉の血管から入った歯周病菌や病原因子が血液の流れに乗って子宮に達すると、子宮筋が収縮しやすくなり、早産や低体重児出産の可能性が高くなります。

*妊婦歯科健診は、早産・低体重児出産の予防に重要です!

(5) 骨粗鬆症:骨量が減少して海綿状になり、もろく折れやすくなった状態をいいます。
閉経後女性の歯周病罹患者では、エストロゲン(女性ホルモン)が少なくなることより、閉経後に発症した歯周炎の進行の速さに影響を及ぼすことが考えられています。
(6) その他 

以下の病気と歯周病との関連があるといわれています。

肥満:

小食でも太りやすい体質は、歯周病菌が肝臓と脂肪組織に脂肪を沈着させることが原因といわれています。


認知症:

歯周病予防による動脈硬化のリスクの軽減が、認知症の予防につながるといわれています。


癌:

歯周病により、発癌のリスクが高まる可能性がいわれています。


関節性リウマチ:

歯周病治療により、症状が改善したという報告があります。


インフルエンザ:

歯周病菌の産生する毒素により、ウイルスに感染しやすくなといわれています。


AIDS:

歯周病菌が、HIVを活性化させ、AIDS発症につながる可能性があるといわれています。


このような病気を、歯周病を改善させ、お口の中の環境を整えることで予防できるとすれば、

「口腔は、健康への入り口」と言えるのではないでしょうか?


応急処置
歯肉などが腫れている場合に応急処置として切開や膿の排除、投薬などで症状をやわらげます。
プラークコントロール
患者様の口腔内の状況を検査し,患者様に合ったプラーク・コントロールの方法を説明します。
スケーリング
患者様のプラークコントロールの状態、歯肉の炎症の改善の具合をみながら、歯の表面に付いている歯石の除去(スケーリング)を行います。その後、検査結果が良好であれば、メインテナンスへ移行します。
ルートプレーニング
歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなり、スケーリングだけでは歯周ポケットの奥深くの歯石は取ることができません。スケーリングだけでは歯周病が改善しない場合には、奥深くにある歯石や感染した歯質をきれいに取る必要があります。
外科的処置
ルートプレーニング後に再度、歯周組織の状態を評価し、さらなる改善が必要な場 合は、歯周外科手術を行うことがあります。
(治療にあたっては、患者様に外科的処置について詳しい説明を行い、その必要性 をご理解いただいたうえで行いますのでご安心ください)
メインテナンス
歯周病は治療が終わってからが大切です。良好な状態を維持していくには、正しいブラッシングと定期的な検診が必要です。
歯周病を予防するためには、定期的な検診が必要です。



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